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■Question&Answer(2)
■Question&Answer(1)
■オンラインで申請をすると有利???
■私たちが知ることのない「VISA」と、ある1人の男性の人生
■たかがVISAされどVISA




Question&Answer(2)

Question:
現在、調理師をしています。技術独立永住権の申請を考えていますが、自分の英語力がどの程度あるのか分かりません。また、妻の英語力も必要であると聞きました。ビザを申請する際に、どの程度の英語力が必要なのでしょうか。
(30代男性=調理師)

Answer:
技術移住(以下GSM = General Skilled Migration)に関するビザ申請の際に、英語力を証明する書類として移民省が認めているのは、IELTS(International English Language Testing System)テストと、主に医療関係の職業にて義務付けられている OET(Occupational English Test)です。また、証明の有効期限は、ビザ申請日より2年以内です。下記は、移民省が定めたGSMポイントテストの英語力の基準になります。

「‘Proficient’English」
25ポイント=IELTSテスト4技能全ての科目において、それぞれ最低7.0点取得

「‘Competent’English」
15ポイント=IELTSテスト4技能全ての科目において、それぞれ最低6.0点取得 ●スキルドグラジュエートビザにも証明が必要

「‘Concessional Competent’English」
15ポイント=指定地方スポンサー付技術テンポラリービザ申請の際、IELTSテストにて、平均点5,5点取得及びその地域の認定する指定の語学コースの授業料を支払った場合

「‘Vocational’English」
15ポイント=指定の技術職(例:美容師、調理師等)にてビザ申請を行う際に、 IELTSテスト4技能全ての科目において、それぞれ最低5.0点取得
●指定の技術職にてスキルド・グラジュエートビザにも証明が必要

「‘Functional’English」
ポイント無し=GSM申請者の18歳以上の家族で、IELTSテスト4技能全ての科目において、それぞれ最低4.5点取得又は同等レベルの英語力を証明できない場合は、セカンド申請料として、指定の金額を支払うことにより免除される。
●サブクラス457のビジネスビザにも証明が必要(免除等例外あり)


上記の通り、調理師にてビザ申請を予定している場合、「‘Vocational’English」の英語力を証明するためには、IELTSテストの4技能において、最低5.0点を取得する必要があります。
また、奥様に関しましては、「‘Functional’English」レベルの英語力を証明できない場合でも、指定の金額を支払うことにより、免除されます。まずは、IELTSテストの模擬試験を受けるなどして、現在の英語力を把握し、必要であればIELTS対策コースなどに行かれることをお薦めいたします。

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Question&Answer(1)

Question:
最近、美容師や調理師などの技術職で、就業経験のみでの職業査定がされなくなったと聞きました。私は、ITに関する学歴はありませんが、 IT関係の仕事を15年間しています。ITに関しての就業経験のみでの職業査定も、やはり受けてもらえないのでしょうか。
(30代男性=会社員)

Answer:
現在、ITに関する職業査定はACS(Australian Computer Society)が行っています。ACSは、独自の「Procedures Information Manual」に沿って審査を行います。申請者のITに関する学歴や就業経験によって、下記の様に基準が定められています。
相談者の方は ITに関する学歴は無いが、IT関係の仕事を15年していたということなので、PL(Recognition of Prior Learning):就業経験の証明による審査となります。

グループA
「ITに関するオーストラリアでのBachelor以上の学位、又はそれと同等レベルの海外での学位取得」後、IT技術職にて合計4年以上のフルタイムでの実務経験がある

グループB
「ITに関するオーストラリアのDiploma、Advanced Diplomaの資格、又はそれと同等レベルの海外での資格」又は「グループAレベルにて、ITを副専攻として学位を取得」後、IT技術職にて、合計6年以上のフルタイムでの実務経験がある 

グループC
「ITに関するオーストラリアでのBachelor以上の学位取得」後、6ヶ月以内に申請

RPL(Recognition of Prior Learning):就業経験の証明による審査
IT関係の資格や学位が無い場合でも、就業経験によるITの知識を証明することにより、審査を受けることができます。まず、全ての就業経験をリポートにまとめること により、「Core Body Of Knowledge」という14項目のITに関する知識を熟知しているということを、証明する必要があります。更に、申請者自身がIT技術者としての高い知識を持っているということを、最低2つのプロジェクトリポートによって詳細に 証明することも条件となっています。リポートの審査の結果、例えば、そのレベルが Diplomaと同じであるとみなされた場合、合計就業年数より2年間を差し引かれ、6年間の就業経験と合わせて最低8年間の就業経験が必要であると計算されます。


RPLの申請書類作成だけでなく、RPL以外のグループであっても、申請書類作成の際には、十分なITに関する知識の証明が求められます。IT技術者としての知識を証明するためのレポートに関しては、内容の読みやすさや質も問われます。準備は慎重に行い、必要があれば、専門家にご相談されることもお勧めいたします。

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オンラインで申請をすると有利???


最近、「オンラインでVISA申請をすると有利なのですか?」という質問をよくされます。オンライン申請に対して少し誤解があるようなので、少しご説明したいと思います。
現在、下記のビザが、オンラインで申請することができます。2007年9月1日の移民法の改正により、技術移住(General Skilled Migration)のカテゴリーが大幅に変更されました。それと同時に、以前はペーパー申請のみであった幾つかのビザが、オンラインにて申請することが可能になりました。

・Electronic Travel Authority (ETA)
・Subclass 976 Tourist
Subclass 977 Business
Tourists
Subclass 676
Tourist
Students
Subclass 570 Independent ELICOS
Subclass 571 Schools
Subclass 572 Vocational Education and Training
Subclass 573 Higher Education
Subclass 574 Postgraduate Research
Working Holiday Makers
Subclass 417 Working Holiday visa
Employer Sponsored Workers
Subclass 457 Business Long Stay 
Professionals and other Skilled Workers
Subclass 885 Skilled - Independent
Subclass 886 Skilled - Sponsored
Subclass 887 Skilled - Regional
サブクラス487 Skilled - Regional
サブクラス485 Skilled - Graduate
サブクラス175 Skilled - Independent
サブクラス176 Skilled - Sponsored
サブクラス475 Skilled - Regional Sponsored
サブクラス476 Skilled - Recognised Graduate
Sea Crew
Resident Return Visas
サブクラス155 Five Year Resident Return
サブクラス157 Three months Resident Return

オンライン申請とペーパー申請の違いによって、移民局の審査そのものが「有利」または、「不利」になるということは、一切ありません。オンライン申請の特徴を挙げますと、下記のようになります。

ビザ申請料の支払いは、指定されたクレジットカードのみ可能
曜日時間帯を問わず、ビザ申請を行うことができる
ビザ申請を始めてから、パスワードを設定することにより、ページごとに データを保存することができる
●保存したデータにて、後日申請を行うことができる
●インターネットが繋がれば、どこでも申請内容をチェック及び変更することができる
ビザ申請料を支払った時点で、申請がロッジされたことが確認できる
ロッジされた時点でTransaction Reference Numberが発行される
●その後の移民局への問い合わせの際に便利である
●審査の経過を随時確認することができる
ビザ申請へのサポート書類をスキャンしたファイルにて添付することが可能
ペーパー申請よりも短期間にてビザ審査が行われる(移民局によると)

移民局は、審査の手間を軽減する為に、オンライン申請を推奨しています。また、上記の特徴を見る限り、オンライン申請することにより、今まで不透明だった審査の進行状況をロッジメントの時点から常時確認することが出来るという点でも、良い点は、多々あると言えます。しかしながら、申請内容をタイプする際の時間制限があったり、画面がフリーズしてしまったり、問題が無いというわけではありませんので、 申請方法は、じっくりと検討されることをお勧めいたします。

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私たちが知ることのない「VISA」と、
ある1人の男性の人生

パートナーのリチャードは、現在、(一回目の申請で却下された人の為の)再審請求で更に却下された案件の最終審議の審査官をしています。その中でも、RRT(難民再審議)に行く人達は、本当にタフなのだそうです。信じられない方もいらっしゃると思いますが、RRTに行く人の中には、自国から何十日もボートに乗って命からがら オーストラリアに亡命してきたという人もいるのです。彼らのほとんどは、自国に逆戻りをするという選択肢は無いそうです。最初の審査で却下されてしまったら、そのまま「Detention Center(難民収容所)」に送り込まれることになります。彼らは、そこで、RRTに行くための申請をするのです。リチャードは、その収容所にいる人達の弁護も何度もしています。

実際には、皆さんは、「難民」と聞いて、どのような人達をイメージされますか?リチャードが裁判で勝訴し、難民としてこの国に滞在するビザを取得した人の中には、時代のせいで難民にならざるを得なかった人達が何人もいます。今回は、その様な人達の中から、ある1人の難民だった男性の話を紹介したいと思います。(私も含めてですが)何不自由の無い生活をしてきた日本人として、日本であれオーストラリアであれ、「平和に生活をすることができる」という意義をもう一度思い返していただけたらと思います。

現在、オーストラリアで医師として働いているArrma(アーマ)さんという男性(現 在39歳)がいます。彼は、イラクで外科医をしていました。そんな彼は、フセイン政権全盛期の頃、「反フセイン活動」に参加し、フセイン政権の「殺害リスト」に載ることになってしまいました。イラクから脱出しなければ、殺される以外にありません。彼は、イラクからクェートに逃走し、そこからボートに乗りインドネシアへ渡り、そしてオーストラリアへ難民として亡命してきました。自国で、外科医として活 躍されていたArrmaさんは、一転他国の「難民」になってしまったのです。やっとの 思いでたどり着いた、「夢の国オーストラリア」での生活は、難民収容所でした。そ の後、彼は3年間の収容所生活を強いられることになりました。皆さんは、その3年間 がどんなに辛い生活であったか想像がつかれるでしょうか?その間、Arrmaさんは 度々メディアに顔を出すことになり、その事に対しての、移民省からの反発を受けることになります。そして、彼は、最後の砦としてリチャードと出会い、裁判を起こす ことを決意しました。最終的には、もう一度、RRTに戻って再審議を行うということになり、ビザの許可が降り、晴れて収容所から出ることが許されました。その時に彼が勝ち取ったのは、「Subclass786 Temporary(Humanitarian Concern)」というビザです。そんなビザあるんだ、、、という方がほとんどだと思いますが、実際には、この国には、100種類以上のビザが存在します。

やっと自由の身になれた彼は、3年間の収容所生活で病んでしまった自分の精神を癒すために、自転車でオーストラリア中を走り回りました。実は、私とリチャードも SydneyからWollongongまで、一緒に自転車で走ったのです(あの時は半分死にまし た、、、実は、ドキュメンタリーフィルムを撮っていたのですが、カメラマンやクルーの人達は車でした)。あれから、4年が経ちますが、彼は、オーストラリアでの医師の免許も取得し、現在WOGA WOGAという所で、医師として活躍しています。

そんなArrmaさんとは、知り合ってから今まで、一度もイラクについて話したことはありません。フセイン政権が崩壊された頃に会った時も、その話をしようとはしてくれませんでした。ただ、一度だけイラクについては、「二度と戻りたくない国」だと言っていたことがあります。そして、時々家族の話をしてくれます。亡命以来一度も会っていない家族のことを話す時の彼の気持ちはいったいどんなだろう、、この先いつ会えるのか分からない家族、、。私には、想像がつきません。30代前半に、オーストラリアに亡命し、35歳でやっと自由を得て、第二の人生を構築しつつあるArrmaさ ん。自分が信じた道を最後まで諦めない、彼の生き方を、皆さんはどう思われます か?

<あとがき>
私が、Arrmaさんの話をリチャードから聞いたとき、初めは信じること出来ませんでした。。私にとっては、聞いた話すべてが、テレビのニュースの中の出来事であり、 まったく真実味を感じることができなかったからです。実際にArrmaさんに会った時 も、彼がそのような重い過去を背負っている人には見えませんでした。実際には、私 自身がその事実を想像するということすらできませんでした。

しかし、その後、リチャードのクライアントになった(何人もの)難民だった人達と会っているうちに、何か、一つの共通するものを感じるようになりました。すべての人が、過去の出来事にあえて触れないようにしているということです。晴れて、この国で自由の切符を手に入れた彼らが、本当に、心からこの国の生活をエンジョイしているのでしょうか。現実に体験してきた記憶は、そう簡単に抹消することは出来ないのではないのではないかと、私は思います。彼らは、あえて思い出さないようにしている、、あえて語らないようにしているように思えてなりません。

私自身、もし自分が日本を捨てて、この国に逃げ込まなくてはならない状況になってしまったら、、、と想像するだけで、胸が痛みます。私にとって、難民を体験された人達との出会いは、現代の日本で日本人としていられることに、心から感謝するきっかけになり、しかし、それによって自分自身の軟弱さや無知さを思い知るきっかけにもなりました。

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たかがVISAされどVISA

はじめまして、VISA SERVICESのIkuko Killalea(いくこ キラリー)とパートナーのバリスター・Richard Killalea(リチャード キラリー)です。
私達は、このオーストラリアという国に、何らかの形で滞在したいという方々のVISA取得のお手伝いをする仕事をしています。

この国に滞在する為には、基本的には2通りの方法があります。一つは、「この国のCITIZEN(国民)であること(になること)」、そして、もう一つは、「この国に滞在する為の目的に合ったVISAを取得していること」です。

その違いを、分かりやすく例を挙げて説明します。私のパートナーのRichardは、オーストラリアで生まれ育った「CITIZEN」です。オーストラリアで生活をするために、VISAを取得する必要はありません。反対に、日本に滞在したいと決意してしまったら、日本に滞在する為の目的に合ったVISAを取得しなければ、日本に滞在することはできません。私は、二重国籍を許していない日本の国籍を有している、れっきとした日本人です。なので、日本で生活するためのVISAを取得する必要はありません。しかし、日本人でありながら、オーストラリアで生活しようと決意してしまったため、VISAを取得する必要性が生じることになってしまいました。現時点では、日本国籍を失いたくはありませんので、「CITIZEN」ではなくVISAを保持することで、この国に滞在しています。

現在は、VISA取得を希望される方々のお手伝いをしている私ですが、そんな私も、同じように、申請書を作成し、健康診断も受け、提出資料も準備し、認定コピーのサイン(それ自体は無料)を貰うために、大変な思いをしてJP(Justice of Peaceと言って、ボランティアで、コピーの認定サインをしてくれる人達)を探し(お願いするコピーの数がかなり多くて、申し訳なく思ってしまった私は、お願いしたJPの人が営んでいたお店で、$50の傘を買ってしまい、後からつくづく日本人だなと思ってしまったのを覚えています)、ドキドキしながら移民局に申請をした経験があります。そして、晴れてVISAを取得したからこそ、この国に滞在することが許されているのです。

このオーストラリアで、何気なく、道を歩いていて、すれ違った「日本語で話している若い女性二人」も、学生VISAでしょうか?、ワーキングホリデーVISAでしょうか?それともツーリストVISAでしょうか?いずれにしても必ず何らかのVISAを取得しているはずです。日本人レストランで、「隣の席で楽しそうに食事をしている日本人の家族」、ビジネスVISAでしょうか?永住VISAでしょうか?やはり何らかのVISAを取得しているからこそ、そのレストランで食事をすることができるのです。

今現在、オーストラリアに滞在されている方は、どの様なVISAをお持ちですか?それぞれのVISA一つ一つに、取得した人にとっての、「申請準備、申請、取得」までの手間と思いが込められているのではないでしょうか(ツーリストVISAはないかもしれませんが、、、)。そして、VISAとは、大手を振ってオーストラリアに滞在することのできる「切符」の様なものではないかと、私は思っています。もう一度、そのVISAを取得されたときのことを思い出してみてください。どんなVISAであれ、取得されたときは、とてもハッピーな思いをされたのではないでしょうか(再度、ツーリストVISAは無いかもしれませんが、、、)?

そして、現在、日本で生活されていて、オーストラリアでの生活を夢見ていらっしゃる方々。きっとどんな方にも、可能性はあります。あきらめずに、希望を持ってチャレンジしてください。まずは、どんな目的を持ってオーストラリアに滞在をしたいかを決定してみてください。それさえ決まれば、あとは、(気楽に)専門家に相談してみましょう。必ず道は開けます。


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